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2023.10.19

  • # 文化・景観
  • # 近江の祭り

近江の『生きた祭り』 はじめに

滋賀県は祭りの宝庫です。かつて県内の約1400集落毎に四季を通じて存在していた様々な祭りは、整理や変容を重ねつつ、今なお県内各地で、年間を通じて開催されています。

近江は、古代から東海道・東山道・北陸道等の主要街道が巡る「回廊」で、京の都と互いに接する交通の要衝になっていました。琵琶湖は、近江の国を通り抜ける道を規制する役割を演じ、この為、交易のみならず東西の文化もまた流通する経路になり、各地の様々な文化が流入したものの、四方に伊吹・鈴鹿・比良の山脈がある為に、その文化が停留して同じ地区に同様の文化が伝承されると云う傾向が強く残っています。祭礼行事や民俗芸能にも同様の傾向が見られ、それぞれの地域に似たものが多く残されています。地域で差異を見せながらも、全体としては滋賀県の特色を残しながら伝承されています。滋賀県の国指定重要無形民俗文化財を中心に、疫病封じや五穀豊穣の祭り、地元の人々が私財を投じ守り続けてきた祭り、奇祭と云われる祭り等の『生きた祭り』をご紹介します。

(国指定重要無形民俗文化財のうち、「近江湖南のサンヤレ踊り」、「近江のケンケト祭り長刀振り」については、「日本遺産・琵琶湖 祈りと暮らしの水遺産」シリーズで取り上げています)

※この連載は、会報誌「滋賀縣人」196号(令和2年8月発行)・197号(令和3年3月発行)掲載の記事「カメラで巡る滋賀県祭りの旅 近江の『生きた祭り』」を、ホームページでの掲載用に再編集したものです。

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