「滋賀の魅力」ブログ

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2021.01.14

  • # 文化・景観

琵琶湖に浮かぶ4つの島々と琵琶湖に架かる2つの橋 沖の白石

沖の白石(おきのしらいし) 住所:高島市安曇川町

多景島の西約5㎞、安曇川河口(船木崎)の東約5.5㎞の湖上にある湖面から突き出た大小4つの岩です。石英斑岩でできた湖底山脈の露出部分で、一番高い所で約14m程あり、周辺の水深は約80mあることから、大岩の全長は約100m前後と推定されています。沖の白石の名の由来は、午前中は鼠色をしていた岩が、日が西に傾くにつれ白くなることから名づけられたと伝えられています。また、岩は、西岸のどの地点より見ても3個の岩に見えるので「船木三ツ石」の別称で呼ばれることもあります。

西側より見た沖の白石

この島へのアクセスは、1日かけて琵琶湖を南湖から北湖の島々を巡る「ぐるっとびわ湖島めぐり」以外はなく、船は島の廻りをグルリ一周してくれます。湖上を行き交う船の安全を祈願したと思われる祠跡があると言われています。また、高島市安曇川町の「とも栄 藤樹街道本店」から「沖の白石」というお菓子が販売されています。

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