「滋賀の魅力」ブログ

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2021.02.11

  • # 文化・景観

琵琶湖に浮かぶ4つの島々と琵琶湖に架かる2つの橋 琵琶湖大橋

琵琶湖大橋は、湖東と湖西を連絡し県の発展と琵琶湖観光の開発を図ることを目的に建設され、東京オリンピックの年の1964(昭和39)年9月に、琵琶湖の最も狭い箇所である大津市今堅田と守山市今浜町を結ぶ2車線の橋が開通しました。1980(昭和55)年3月に自転車歩行者道が付けられ、その後、交通量増加に対応する為、1994(平成6)年7月に4車線に拡張されました。

冬の守山なぎさ公園より

最大の高さは湖面から26.3mで、幅は北側11.5m、南側10.6m、長さは北側1400m、南側1350mです。湖東湖南を走る名神高速道や国道1号線8号線と、湖西の国道161号線や湖西道路を最短で結ぶ有料道路です。緩やかなアーチ型の白い橋は、琵琶湖観光のシンボルとして、なだらかな曲線を描き比良山系を背景に湖面に美しく映えています。

夏の道の駅米プラザより

堅田側には満月寺浮御堂があり、近江をこよなく愛した芭蕉の句碑があります。「比良三上雪さしわたせ 鷺の橋」(訳:琵琶湖を跨いで湖西の比良と湖東の三上山を繋ぐ白鷺のような白い橋を架けて欲しい)で、約270年前の芭蕉の夢が、琵琶湖大橋にて実現されています。また、橋西詰めには、道の駅びわ湖大橋米プラザがあり、近江の米・肉・湖魚・茶・地場野菜等お土産に如何でしょうか。また、2階の展望バルコニーから大橋が目の前に広がります。そして、東行き(守山側)橋梁の追越車線を約60㎞で走行するとメロディーロードが約600m設置されており、タイヤの振動音で「琵琶湖就航の歌」が流れます。橋では初めての設置とのことです。

湖上より橋を見上げる

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