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「滋賀の魅力」ブログ
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2019.05.09
- # 文化・景観
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日本六古窯のまち 信楽 信楽と岡本太郎
はじめに:日本六古窯のまち 信楽
信楽の技術に注目した岡本太郎は、信楽で大阪万博のシンボル「太陽の塔」の背面の「黒い太陽」等作品の制作を行いました。太陽の塔レプリカや今も人気を博している「坐ることを拒否する椅子」は、信楽伝統産業会館で常設展示されています。
岡本太郎は、芸術表現の根幹をなす赤色の発色に納得していませんでした。昭和39年に完成した銀座松坂屋の外壁工事を契機に、岡本太郎の好む赤色を焼き上げた信楽は、それ以降の彼の陶作品の大半を作ることになりました。国立代々木競技場の陶板壁画、昭和45年開催の大阪万博のテーマ館シンボル「太陽の塔」背面の「黒い太陽」等、信楽焼のレリーフ技術で多くの作品を残しています。
信楽伝統産業会館に展示されている「黒い太陽」レプリカ