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東京滋賀県人会の活動
先人から受け継いできた活動と共に、次世代に向けた発信を行っています。
会報の発行
東京滋賀県人会は、戦後間もない1949年(昭和24年)に設立されました。県人会の会報誌第1号は設立7年後の1956年(昭和31年)に発行され、1957年(昭和32)年4月発行の第3号から現在の会報名である「滋賀縣人」となりました。それから現在まで、時代の流れや県人会活動の変化に合わせつつも途切れることなく発行され続け、県人会発足後73年の2022年(令和4年)9月号をもって通算200号を迎えました。
令和5年現在、「滋賀縣人」は4月頃と9月頃の年2回発行(その他1月に新春特別号を発行)で、県人会の活動報告のほか、会員や滋賀県ゆかりの様々な方の投稿・寄稿、滋賀の歴史・風土の紹介記事をたっぷりと載せ、会員の皆様や県内の各市町・施設にお届けしています。
首都圏情報交換
鮭の会
鮭の会は、原則として、毎月第一火曜日を定例開催日とし、滋賀に所縁のあるマスコミ各社、滋賀銀行、滋賀県東京本部、「ここ滋賀」事務所、更には首都圏の各県人会の関係者や東京滋賀県人会の役員・会員などが集まり、イベントの実施予定などの情報を持ちより、首都圏での情報共有化、マスコミへの取材要請なども行う情報連絡会です。
鮭の会の名前の由来は、かつて近江商人が進出した北海道松前に思いを馳せ、当地から入手した新巻鮭を調理し食しながら行う打合せのことでしたが、今ではお互いの情報を交換する定例の集いになりました。
毎月一回、東京滋賀県人会事務所近くのお蕎麦屋さんで蕎麦と鮭を食べながら、参加者の間で有意義な情報交換が行われています。
関東ブロック滋賀県人会意見交換会
「関東ブロック滋賀県人会」とは、全国に存在する滋賀県人会を地域別の8ブロックに分けた内、関東地区に所在する千葉・埼玉・神奈川・茨城・栃木と東京の滋賀県人会から成ります。
2014年(平成26年)、当時の全国滋賀県人会連合会(全滋連)会長の「高齢化進展などで会員数が減少傾向、その対策として、地域毎にブロックを設けブロック内で交流を図り活性化する」との方針の下、全滋連のブロック制での活動が始まりました。関東ブロックでは、その趣旨に沿って年1、2回のペースで会長や役員による意見交換会を開催しています。
意見交換会では、主に会員増対策について議論しています。また、県人会の活性化を図るための方策として、それぞれの滋賀県人会が実施するイベントに他の滋賀県人会から会員が参加することで、お互いに親睦を深めることが申し合わせされています。
シガールの会
【シガールの会】は2017年(平成29年)、滋賀ゆかりの女性の会としてスタートしました。時代の変遷とともに今では多様な方々に参加いただけるサロンとして開催をしています。「滋賀」をキーワードに語り合い、そして「滋賀」について学べる文化サロンとして小中規模のイベントやパーティーを企画し交流の場を提供します。またリモートを取り入れることにより繋がりの輪を広げることができ、コロナ禍でも東京と滋賀を結ぶイベントを開催しました。滋賀ラバーズが集まる賑わいの場を創出します。
首都圏情報発信
首都圏から滋賀の魅力を発信し、関係人口を増やします!
AKINDO塾
AKINDO塾は、滋賀県に所縁のある人々や会員同士の知識の向上、人脈形成、ネットワークの構築を支援する目的で、2016年(平成28年)秋以降、年に数回のペースで開催されています。実業界の著名人からビジネスの貴重な経験を話していただくのみならず、環境問題、地方行政、朝鮮半島情勢、近江の歴史、さらには、映画監督の話など多岐にわたる講師からご講演をいただきました。講演の後は、「ここ滋賀」の料理を楽しみながら、講師からさらにお話を聞かせていただくとともに、参加者同士の交流も活発に行われています。皆様のご参加をお待ちしています。
歴史夜話
滋賀県は古くから交通の要所として栄え、現在は重要文化財の数で全国第4位にランクされるほど歴史資源に恵まれています。“滋賀の歴史夜話”は、NHKやBS11の歴史関連番組で活躍されている淡海歴史文化研究所所長の太田浩司先生を講師に迎え、近江の視点から歴史の魅力と面白さを学ぶ講座を開催しています。滋賀県を愛する人々や、全国の歴史愛好家など、どなたでも参加可能なリモートイベント開催とYouTube配信を行っています。滋賀県の歴史や観光スポットを紹介し、滋賀の歴史文化の重要性を再認識していただくことで、皆さまが滋賀県を訪れるきっかけになればと考えています。
ビジネス交流会
現役世代の新たなプラットホームとして、2022年度(令和4年)よりスタートしました。県人会活動の活発化、事業者同士のネットワークやコミュニケーションを広げ深めること、東京と滋賀の交流を促し、関係人口を増やすことを目的としています。食事会やZoomミーティングを通して活動しています。この交流会がきっかけで、「業務提携につながりそうです」「滋賀にゆかりがある方ばかりなので、初めから親近感を持って参加できてよかった」という嬉しいご感想をいただいています。
「温江知新」映像事業
歴史の観点から東京と滋賀の繋がりや、ゆかりを紹介する歴史探訪ロケ企画番組「温江知新」。四字熟語の温故知新=〝古きを訪ね、そこから新しい知識・見解を知る〟、この温故知新の【故】を、江戸・近江の【江】と置き換えて、東京にある滋賀ゆかりのスポットや滋賀県の史跡などを紹介しています。
ふるさと応援プロジェクト
このプロジェクトでは、リアルのイベントに加えてYouTubeやZoomといったデジタルメディアを活用し、滋賀県の文化、歴史、観光などに焦点を当て広範囲に発信する活動を展開しています。滋賀の食材や地酒を堪能するイベントを通じて故郷の魅力に対して知識を深めるほか、県内の市町村からの要請に基づき各地域の特色も発信しています。さらに多様なネットワークをつなぎ有益な関係性を築くことも目的とし、滋賀県出身者だけでなく、滋賀に関心を持つすべての人々と連携を深め、未来志向の関係人口を創出し拡大していくことを目指しています。
先人を偲ぶ月例法要
東京滋賀県人会の所在する東日本橋一帯は、江戸時代より多くの近江商人が拠点とし、繊維問屋などで栄えた土地でした。近江商人は、ふる里を遠く離れた江戸の地に骨をうずめた同輩を互いに供養し続けてきましたが、現在では東京滋賀県人会とゆかりの深い(一財)東日本橋真宗会堂維持財団が、これらの先人を供養する法要を東京滋賀県人会事務所で毎月第一木曜日14時から開催しています。(1月、8月を除く)法要には西本願寺(築地本願寺)からお坊さんに来ていただき、読経・法話をいただいています。
物故者法要 :
毎年8月(定例理事会と同日)には、東京滋賀県人会の主催で、これまでに亡くなられた県人会関係者の方々の霊を慰めるため、物故者法要を開催しています。
高齢者へのお声がけ
2017年(平成30年)10月より、事務局から75歳以上の会員(100名弱)の方にお電話による「お声掛け運動」を実施しています。日常のお話、ご相談、県人会活動に対するご意見などをお伺いしています。
お電話をかけさせていただいた会員の皆様からは、身の回りや体調などのお話のほか、県人会の活動について、大近江展や「ここ滋賀」のフェアに行かれたことをよくお聞きしています。特に会報誌については「懐かしい」「届くのを楽しみにしている」などのお声をいただいています。
また、コロナ禍の外出制限期間中は、「しばらく外出できなかったので久しぶりに他の人の声を聞きました」などの声をいただき、会員の皆様にとって外部との貴重なコミュニケーションの機会となれたものと思います。