一般社団法人東京滋賀県人会

湖東

日本遺産・琵琶湖 祈りと暮らしの水遺産 伊崎寺

公開日 : 2020.5.28
日本遺産・琵琶湖 祈りと暮らしの水遺産 伊崎寺

日本遺産・琵琶湖 祈りと暮らしの水遺産 はじめに

水遺産区分:水と祈りの文化

住所:近江八幡市白王町

交通:JR琵琶湖線近江八幡駅下車近江鉄道バス堀切港下車徒歩40分

長命寺から連なる山系上に立地し、近江八幡市の北端の琵琶湖岸にある天台宗の修験の寺院です。かつては船以外では容易に参詣出来ず、現在も湖岸に船着場があり、山門は琵琶湖に面して建っています。

伝承では、奈良時代に修験道開祖とされる役行者が、ここを最初に見つけ行場とし、その折に猪が役行者をこの地に導いたということから「猪先」の名になったと云われ、その後859~876年(貞観年間)に比叡山回峰行の開祖とされる相応和尚が創建されたと云われます。不動明王への信仰心が篤く、相応和尚自作の不動明王像が安置された比叡山無動寺・葛川明王院・伊崎寺は、回峰行者・天台修験の三大聖地と呼ばれています。戦後は千日回峰行を満行した阿闍梨が伊崎寺の住職を務めるようになりました。毎年8月1日に行われる竿飛びの行事は有名で、琵琶湖に突き出した竿(長さ13m・幅30㎝)の先端から褌姿の行者が7m下の湖面に飛び込む、かつての天台修験の一つであった捨身の名残と考えられます。この地は水と信仰が結びつき、人々の「よりどころ」となっています。

湖に突き出した竿飛びの竿

水の信仰と深く結びついた寺として、近年、観光地や映画のロケ地として有名で、琵琶湖から本堂へ上がる石の階段が大河ドラマ「江」のロケ地です。

伊崎寺本堂

・文化財:

【国史跡】大中の湖南遺跡

・立ち寄り所:大中之湖干拓地、山甚水産・大中水産・魚寿味・びわこだいなか愛菜館(湖魚佃煮他)、飯魚(ニゴロブナ養殖池・販売は安土)

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