一般社団法人東京滋賀県人会

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日本遺産・琵琶湖 祈りと暮らしの水遺産 永源寺と奥永源寺の山村景観

公開日 : 2020.3.26
日本遺産・琵琶湖 祈りと暮らしの水遺産 永源寺と奥永源寺の山村景観

日本遺産・琵琶湖 祈りと暮らしの水遺産 はじめに

水遺産区分:水と暮らしの文化(平成29年4月追加)

住所:(永源寺)東近江市永源寺高野町41
(奥永源寺)東近江市蓼畑町・政所町・蛭谷町・君ケ畑町等

交通:(永源寺)近江鉄道八日市駅下車近江鉄道バス永源寺車庫行で永源寺下車
(奥永源寺)永源寺より「ちょこっとバス政所線」蓼畑・政所・蛭谷・君ケ畑等下車

東近江市は、鈴鹿山脈から湧き出た水が愛知川を通り琵琶湖まで繋がる広大で自然豊かな地域です。臨済宗瑞石山永源寺は、1361(康安元)年に近江の守護職佐々木氏頼が伽藍を建て、寂室元光禅師(正燈国師)が開山した、愛知川の深い水で育てられた紅葉の名所として有名です。当時この山中に五十六坊の末庵を有し二千余りの修行僧がいたと云われ、僧達は渓谷から流れる清流の音を禅の修行に活かしたと云われています。境内には「洗耳水」が有り、人々は耳の俗界のアカを水で洗い清めてから寺に向かいました。

秋の永源寺

愛知川を上流に行くと農業用水の供給と発電の利水専用「永源寺ダム」があります。更に上流に進むと奥永源寺地区の山村景観があります。ここでは、遠く深い谷底から引き込まれた共同水道を生活に利用しています。また、豊かな水源が育てた良質な樹木は、木地生産を生み全国に広めました。

奥永源寺の紅葉風景

・文化財:

【重要文化財】永源寺(彫刻1軀・絵画2点・書跡6点)、政所八幡神社(工芸品1領)

【国史跡】永源寺(彦根藩主井伊家墓所)

永源寺の山村風景

政所の茶畑

・立ち寄り所:永源寺ダム、道の駅奥永源寺渓流の里(旧政所中学校の校舎を活用した道の駅で市役所出張所や診療所が配置されています。地元で獲れた岩魚や鹿や猪を使った、ここでしか食べられないメニューがお勧め。岩魚天丼・永源寺ダムカレーや東近江バーガー・政所茶かけ抹茶ソフトクリームも人気)、政所茶(宇治は茶所、茶は政所と茶摘み歌に歌われ、起源は室町時代の奥永源寺地域で栽培される希少なお茶。芒を敷きつめ落葉や菜種油の搾りかすを肥料とし無農薬栽培、新芽より先を扱き摘みします)、木地師のふるさと木地師資料館(蛭谷町筒井神社)、君ケ畑ミニ展示館(君ケ畑町)

永源寺湖と永源寺ダム

・湧水等:鈴鹿の名水「京の水」、永源寺の「洗耳水」「和泥水」、奥永源寺の共同水道

洗耳水

君ケ畑共同水道

写真提供:(公社)びわこビジターズビューロー(秋の永源寺、奥永源寺の紅葉風景、永源寺ダム)

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