一般社団法人東京滋賀県人会

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近江八景の旅 堅田落雁

公開日 : 2019.1.24
近江八景の旅 堅田落雁

はじめに:近江八景の旅 近江八景の由来

名勝の場所:浮御堂(大津市堅田)

 目隠し塀がある小さなお寺で、湖上に突き出た渡り橋の先に建つ宝形造りの小さな仏堂が堅田の浮御堂です。正式の名を海門山満月寺という臨済宗大徳寺派のお寺です。平安時代後期に比叡山の恵心僧都源信が、琵琶湖の湖上安全と衆生済度を祈願し、航行の目印に、千体仏を安置した湖上の仏閣を創建したと言われます。現在の建物は、昭和12年の再建で、昭和57年にも修理が行なわれ、昔の情緒がそのままに残されています。また、平成21年に、造営文化の発展に寄与しているものとして文化庁の登録記念物(名勝地関係)として「近江八景(堅田落雁)」が登録されています。

 竜宮城を思わせる楼門を潜って一歩境内に入ると、目の前に開ける眺望は一幅の絵巻物を見るようでとても素晴らしいの一語に尽きます。昔から多くの文人墨客が訪れ、和歌や絵画等の名作を多く残しています。また、浮御堂は、月見の名所としても有名です。この辺りの冬には、現在でも多くの渡り鳥が飛来し、雁が優雅に列をなして夕闇迫る湖上に舞い降りる姿を描いた「堅田落雁」の情景に思いを馳せる雰囲気が今も漂う、湖中に浮かぶお堂の景観の素晴らしさは、今も多くの人々に愛され続ける風景絶佳の名所となっています。また、多くの関西人にとって琵琶湖水位の状況確認に利用される景色ともなっています。

和 歌:峰あまた こへて越路にまづ近き 堅田になびき おつるかりがね

季 節:冬

情 景:一群の雁の群れが芦原に舞い降りる

景 色:満月寺浮御堂、芦原、雁の連なり、湖西の山並み

立ち寄り所:「御菓子司 金時堂」 浮御堂近くにある和菓子店で、近江八景「堅田落雁」にちなんだ干菓子「落雁」等の手作りのお菓子が販売されています。

「湖族の郷資料館」 浮御堂近くにある歴史上特筆される堅田の歴史や堅田衆等の資料館。

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