厳選 滋賀のお花見スポット

いよいよ近づく桜の季節。
滋賀県の桜は、琵琶湖のほとりはもちろんのこと、古寺・古城から静かな山里まで、ヴァリエーション豊かな景色を彩り、華やかに咲き誇ります。
今回は県内各地から6か所のスポットを厳選しました。
皆様、今年の春は是非、色とりどりの滋賀の桜を巡ってみてください。
Ⅰ 彦根城(彦根市)
彦根藩井伊家35万石の居城で、現存12天守の一つである天守をはじめ、多数の国宝・重要文化財建造物が残る日本屈指の名城。1,300本の桜が堀の水面や櫓、塀の白壁を彩ります。
彦根城桜まつり 平成31年(2019年)3月30日(土)〜4月18日(木)
夜桜ライトアップ 平成31年(2019年)3月30日(土)〜4月18日(木)
Ⅱ 長浜城(豊公園)(長浜市)
羽柴(豊臣)秀吉が築いた湖畔の城。長浜城歴史博物館として公開されている天守は、1983年に復元されたもので、城跡は現在豊公園となっています。
天守からは眼下に広がる600本の桜を眺めることができ、日本のさくら名所百選にも選ばれています。
ぼんぼり点灯 日没~21:00(2019年4月上旬~中旬)
Ⅲ 三井寺・琵琶湖疏水(大津市)
近江八景「三井晩鐘」としても有名。百点を超える国宝・重文を有し、日本史上にもたびたび登場した大古刹。桜も境内に1,500本を数えます。
また、三井寺の隣を流れる琵琶湖疏水も、両岸に植えられた桜のトンネルの中を流れる疏水の光景は一見の価値ありです。昨年からは疏水遊覧船の本格運行が始まり、桜の中を遊覧船が往来する風景も加わりました。
Ⅳ 海津大崎(高島市)
琵琶湖岸4㎞にわたり、800本の桜が咲き乱れる海津大崎。琵琶湖八景「暁霧・海津大崎の岩礁」としても知られる岩礁と湖水の青、遠景の竹生島と桜の美しいコントラストが、長浜城と並び日本のさくら名所百選に選ばれています。近畿圏では遅咲きの名所として知られています。
Ⅴ 鮎河の千本桜(甲賀市)
鮎河(あいが)は甲賀市土山町。鈴鹿山系の麓にある静かな山里ですが、うぐい川の両岸に並ぶ約200本のソメイヨシノをはじめ、青土ダム周辺などに1000本以上の桜が咲き誇り、県内人気度2位の桜の名所として賑わいます。
2019年4月6日(土)・7日(日) さくらまつり
Ⅵ 近江八幡 水郷の桜(近江八幡市)
福岡県柳川市・茨城県潮来市と並ぶ水郷の町として有名な近江八幡。水面に船を浮かべる水郷巡りは、今から400年前、豊臣秀次が宮中の雅な遊びをまねて始めたといわれます。
四季折々さまざまな景色を見ることができるこの水郷巡りですが、中でも春の桜並木の下をのんびりと行き交う遊覧船の姿は、「春色 安土・八幡の水郷」として琵琶湖八景にもなっています。
近江八幡市では、八幡山城跡の八幡公園などにも多くの桜が植えられています。