一般社団法人東京滋賀県人会

湖東

近江八景の旅 堅田落雁

公開日 : 2018.2.2
近江八景の旅  堅田落雁

 

古くから日本の名景として愛される近江八景。風光明媚なその眺めは歌川(安藤)広重の浮世絵をはじめ、多くの創作物の題材とされてきました。今回は「堅田落雁(かたたのらくがん)」をご紹介します。

目隠し塀がある小さなお寺で、湖上に突き出た渡り橋の先に建つ宝形造りの小さな仏堂が堅田の浮御堂です。正式な名を海門山満月寺と言います。
元は平安時代に建てられましたが、現在の建物は昭和12年に再建されたもので、昭和57年にも修理が行われました。しかし昔の情緒がそのままに残されており、文化庁の登録記念物になっています。

楼門を潜って一歩境内に入ると素晴らしい眺望が広がり、昔から多くの文人墨客が訪れ和歌や絵画を残したことに納得できます。
現在でも多くの渡り鳥が飛来し、雁が優雅に列をなして夕闇迫る湖上に舞い降りる姿を描いた「堅田落雁」の情景は、今も多くの人々に愛され続ける風景絶佳の名所となっています。

 

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